今回は「すべての人類を破壊する。それらは再生できない。」というコミックについてあらすじやネタバレなしで感想をみていきます。
あなたもMTGに興味はないけど楽しめるのか?とかハイスコアガールのようなゲームの趣味を通じて出会う恋愛ものとして面白いのか?など気になってるのではないでしょうか?
実際にあらすじおよび物語の重要な事項はネタバレなしで感想を伝えていきたいと思います。
目次
すべての人類を破壊するのあらすじ
時は1998年日本ではあるカードゲームが流行っていた。その名も1993年に初めて登場したトレーディングカードゲーム「MTG(マジック・ザ・ギャザリング)」である。
中学生の少年神納はじめもMTGを愛する少年の一人だ。成績は優秀なのだがテストではいつも2位どまり!
神納はじめは小学生の時からエリートの少女「沢渡慧美(さわたりえみ)」がいるせいでいつも2番なのだ。
沢渡慧美は優等生ではじめとは性格面でも馬があわない。しかしはじめが立ち寄ったカードゲーム屋で沢渡慧美と偶然みかけて、はじめは変装して偽名を使いMTGで対戦したことから交流が生まれるようになる。
慧美とのカードゲーム対戦の結果は、はじめの惨敗であった。そしてはじめはいつか必ず同級生の沢渡慧美をMTGの実力をあげて倒そうと心に誓う。
カードゲーム屋でMTGのカードを忘れていった慧美にカードを届けようとするはじめだったが……!
すべての人類を破壊するのネタバレなしの感想
「趣味を通じてつけ入るスキのないような女性と交流を深め仲良くなる」というシチュエーションは前見たハイスコアガールを思い出しました。ハイスコアガールは、ゲームセンターの対戦ゲームを通じて男の子と女の子が出会い交流を深めていく話となってます。
すべての人類を破壊するは1990年代の文化をよく絵で表現できているので、MTG知らない人でも1990年代に生きたことがある人なら懐かしさを覚え楽しめそうです。
1990年代は、ファイナルファンタジー7やテイルズオブデスティニーなどプレイステーション1で話題になるソフトが多く出て、PS1の最盛期でした。ほかにも音楽など昔を思い出させてくれる日常描写がてんこもりです。
MTGのカードゲーム知らない人でも、学園と恋愛ものが好きな人なら満足できるでしょう。カードについて少しでも知識があれば、MTGのバトルの流れがよくわかりさらに物語の没入感がUPしますね。
神納はじめは、カードゲームおたくですが性格は明るく少年漫画の主人公にふさわしいです。ヒロインの慧美もクールで優等生ながら、気を許した相手には優しいなど魅力的に感じました。
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