2026年に新作アニメの放送が予定されている『悪魔くん』。その影響もあり、現在YouTubeでは旧アニメ版『悪魔くん』が期間限定で配信されています。
水木しげる作品といえば『ゲゲゲの鬼太郎』が有名ですが、「悪魔くんは名前は知っているけど、ちゃんと見たことはない」という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、旧アニメ版『悪魔くん』を今あらためて視聴してみた感想を、初見に近い目線でまとめていきたいと思います。
新作アニメが気になっている方や、水木しげる作品が好きな方の参考になれば幸いです。
目次
悪魔くんアニメ1989年版のあらすじ
| 画像 | ![]() |
| 原作者 |
水木しげる
|
| 脚本 | 小山高生 菅良幸 安藤豊弘 |
| キャラクター原案 | 水木しげる |
| アニメ制作 | 東映アニメーション |
| 話数 | 42話 |
小学生の埋れ木しんご(通称悪魔くん)は、魔法陣を描きメフィストという悪魔を呼び出そうとしていた。
しかし魔法陣と呪文「エロエロエッサイム!我は求め訴えたり!」を駆使しても肝心のメフィストが現れないという失敗の連続だった。
ある日町の中で、かわいい緑の犬に目がたくさんついた見た目の悪魔『百目(ひゃくめ)
』と出会う。悪魔くんは「本物の悪魔だ!」と興奮して、家に百目を連れ帰って一緒に住むことになります。
百目が夜悪魔くんを家から連れ出し、出かけたのは魔界にある『見えない学校』だった。
そこではファウスト博士が悪魔ための学校を開いており、1万年に1人現れるという悪魔くんを探していた。
悪魔くんとは『12匹の悪魔(12使徒)を率いて悪い悪魔を倒し世界を平和にする者』のことだ。
埋れ木真吾はまさしく悪魔くんであるとファウスト博士に告げられる。
その後、悪魔くんは人間界で起こる悪魔が関わる怪事件に立ち向かいながら、12使徒の悪魔を仲間にしていくことになる。
果たして悪魔くんは、悪魔メフィスト2世とも関わりながら、悪い悪魔を倒し、平和な世界を作ることができるのだろうか。
悪魔くんアニメ1989年版の感想

ここでは悪魔くんの旧アニメの感想について書いていきます。私自身がみて感じたことは主に以下の3つです。
- 悪魔くんの仲間の悪魔がかわいい
- メフィストが意外といいやつ
- アニメのテーマが深くて考えさせられる
- 旧アニメ『悪魔くん』は今見ても楽しめる
悪魔くんアニメ感想①悪魔くんの仲間悪魔がかわいい
アニメにするにあたり子供に受け入れられやすいように仲間の悪魔が可愛く描かれています。
特に最初に仲間になる犬のような見た目の『百目』が今作の癒し系マスコット的存在ですね。
悪魔くんの家に住みつきますし、いつも一緒に行動することが多いです。かわいいだけではなく、力は強くないですが悪い悪魔との戦いになると、目を操って光を放つなどしっかりとサポートとして活躍します。
他にもかわいい少女の見た目の『幽子』(いつもちいさな複数の幽霊といっしょにいる)や、鳥と人間が合体したような見た目で美しい『鳥乙女』など個性豊かな仲間たちが続々と登場します。
悪魔という存在でありながら、どこか憎めず愛着がわくキャラクターが多く、見ていて自然と楽しい気持ちになりました。
悪魔くんアニメ感想②メフィスト2世が意外といいやつ
悪魔くんの相棒であるスーツ姿のメフィスト2世は、登場当初は誤解から悪魔くんに対してあまり良い印象を持っていませんでした。
最初は馬鹿にしたような態度を取ったり、皮肉を言ったりと、少しとっつきにくいキャラクターにみえます。
しかし物語が進むにつれて、メフィスト2世は悪魔くんのまっすぐな人柄にひかれ、少しずつ仲間として行動するように。
口は悪くてひねくれた印象はありますが、悪魔くんがピンチになると、必ず魔法を使って助けてくれる頼れる存在です。
悪魔くんと、意外といいやつなメフィスト2世の関係が、物語の中でどのように変化していくのかも見どころの一つだと感じました。
悪魔くんアニメ感想③アニメのテーマが深くて考えさせられる
『悪魔くん』は子ども向けアニメではありますが、意外と考えさせられるテーマを持った作品だと感じました。
物語の中でファウスト博士から語られるテーマは、悪魔との共存と世界平和です。悪魔という本来は恐ろしい存在と、どう向き合い、どう共存していくのか。
また、世界平和とは力で押さえつけることなのか、それとも理解し合うことなのか?
こうした重たいテーマが、個性豊かでかわいらしい悪魔たちとのやり取りを通して、自然に描かれている点がとても印象的でした。子ども向けでありながら、大人が見ても考えさせられる作品だと思います。
悪魔くんアニメ感想④旧アニメ『悪魔くん』は今見ても楽しめる
記の点から、旧アニメの『悪魔くん』は今見ても十分に楽しめる作品だと感じました。
原作は同じ漫画家・水木しげるによる作品なので、近年アニメ化と映画化で話題になった『ゲゲゲの鬼太郎』と雰囲気が似ている部分もあります。
魔法陣から悪魔を召喚するシーンの作画は今見てもかっこよく、音楽も最近のアニメに負けないくらいおしゃれで印象に残りました。
悪魔くんアニメの原作漫画について
| 画像 | ![]() |
| 作者 |
水木しげる
|
| 連載 | コミックボンボン |
| 巻数 | 全2巻 |
| 出版社 | 中央公論新社 |
旧アニメ『悪魔くん』の紹介を見て、「原作はどんな内容なんだろう?」と気になった方には、原作漫画もおすすめです。
『悪魔くん』の漫画は水木しげるによる作品で、いくつかのバージョンがありますが、コミックボンボンに連載されていた版は、アニメ版をもとに作られたため比較的読みやすく、アニメから入った方にも向いています。
現在は紙の単行本を探すのが少し大変ですが、DMMブックスでは電子書籍として配信されているため、スマホやタブレットですぐに読むことができます。
アニメとは設定や展開が少し異なる部分もあり、原作ならではの雰囲気や、水木しげるらしいブラックユーモアも楽しめました。アニメをゆっくり見直す時間がないという方にも漫画はサクッと読めるのでおすすめです。
旧アニメが気に入った方や、新作アニメ視聴前にもう少し世界観を深く知りたい方は、原作漫画もチェックしてみるとより楽しめると思います。
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『悪魔くん』旧アニメと新アニメの違いを簡単に解説
悪魔くん新アニメと旧アニメの違いですが、旧アニメはかわいらしい絵柄で子供向けに作られています。一方で、新アニメのほうは深夜枠なのでホラー要素が増して怖くなり、大人向けといった印象です。
1989年の旧アニメは悪魔くん(埋れ木真吾)とメフィスト2世を通して、『人間と悪魔の共存』や『平和とは何か?』といったテーマが描かれます。
新アニメのほうは埋れ木真吾の息子『埋れ木一郎』が主人公で、メフィスト2世の息子『メフィスト3世』とともに怪奇事件を解決していくという探偵やミステリーの要素が強いです。
ちなみに悪魔くんの新アニメについてよく知りたい方は『悪魔くんのアニメのあらすじと基本情報やおすすめ点と原作漫画の紹介』という記事でまとめています。
まとめ(悪魔くんの旧アニメはこんな方におすすめ)
1989年に放送された旧アニメ版『悪魔くん』は、子ども向け作品でありながら、今見ても十分に楽しめる魅力を持った作品です。最後に、どんな人におすすめなのかをまとめておきます。
水木しげる作品が好きな方
『ゲゲゲの鬼太郎』をはじめとした、水木しげる作品の世界観が好きな方には特におすすめです。
怪奇現象や悪魔といった題材を扱いながらも、悪魔にどこかユーモアがあり、人間味を感じさせる描写は水木作品ならではだと感じました。
子ども向けだけど考えさせられる作品が見たい方
かわいらしい絵柄で親しみやすい一方で、「人間と悪魔の共存」や「本当の平和とは何か」といったテーマが描かれており、大人が見ても考えさせられる内容になっています。
子どもの頃に見ていた方が、今あらためて見直すのもおすすめです。
昔のアニメが好き・レトロアニメに興味がある方
1980年代のアニメならではの作画や音楽の雰囲気も、この作品の魅力のひとつです。
魔法陣から悪魔を召喚するシーンや印象的なBGMなど、今のアニメとは違った味わいを楽しめます。
新アニメ『悪魔くん』が気になっている方
新アニメ版をきっかけに『悪魔くん』に興味を持った方が、旧アニメを予習として見るのもとてもおすすめです。
世界観やキャラクターのルーツを知ることで、新作をより深く楽しめるようになると思います。
新アニメ悪魔くんについては先ほども書きましたが、以下の記事で詳しくみているので気になる方はチェックしてみてください。
悪魔くんのアニメのあらすじと基本情報やおすすめ点と原作漫画の紹介






